私は賑やかなところに行くと疲れてしまうタイプですが、それと同じようにお部屋の中の物(目に入る情報)が多いと、なんとなく落ち着かなくて。
物を減らして空間が増えてくると、「ここってこんな広かったんだなぁ」なんて嬉しくなったり、お部屋が明るくなってそこで過ごすのが楽しく思えたり、前向きに過ごせるような気がします。
捨てることは失うことのように感じるかもしれませんが、その分、別の何かを得ることができます。
物を減らすメリット
○ 何をどのくらい持っているのか分かりやすい
○ 元の位置に戻しやすい
○ 散らかりづらい
○ シンプルで落ち着いた雰囲気のインテリアになる
○ 気持ちにゆとりができる
○ 無駄な物を買わなくなるので節約になる
○ 風水的に運気が良くなり、いい気が流れる
○ 掃除が楽になる(通気がよくなる・埃がたまりにくい)
○ 空気が流れやすく換気がスムーズ
○ アレルギー予防になる
○ 余計なものが目に入らなくなるので、集中力が上がる
○ 迷うことがなくなる
○ 新しいものを入れられる場所がつくれる
○ 今と向き合えるようになる
○ 物を厳選することで、大切な物の優先順位がつけられるようになる
たくさん持つよりも、好きな物を1つ
物をどんどん減らせば良いのかというと、そうでもありません。
あまりにも殺風景で寂しい気持ちになったり、生活が不便になっては本末転倒。
適量は人それぞれですが、自分のキャパシティを超えない量だけ持つくらいがちょうど良い。
- メンテナンスができない
- 何がどこにあるのか分からない
- 同じような物がたくさんあって使っていない物がある
このような場合は、キャパが超えている証拠です。
気づいた時点で、数を見直すようにしてみるといいかもしれません。
私も先日、アクセサリーボックスを開いて一個一個見てみたら、電池の切れた古い腕時計や、昔はよく使ってたけど最近はまったくつけなくなったアクセサリーがありました。
時計の電池を交換して、付けないアクセサリーは売って、残ったのは数点のみ。
それでも少数精鋭で選びやすくなり満足しています。
使う機会も増えそうです。
クローゼットでも、食器棚でも同じ。
使わないものをたくさん持つよりも、好きなものだけを大切にできたら幸せです。
使っていないものを手放すことで、自然と新しいものがまたその場所を埋めてくれます。
そんなふうに古いものと新しい物が入れ替わり、今を楽しめたら最高ですよね。
道具は使ってこそ価値がある
同じような道具がたくさんあっても、使っているものはいつも一緒だったりしますよね。
結局は使いやすい方を無意識に選んでいるのかもしれません。
使っていない道具はとりあえず一旦使ってみて、使いやすさを確かめてみる。
何個もあるならどれが一番自分にとって使いやすいかで選ぶこと。
道具は使うからこそ存在意味があります。
あったら便利は、なくても平気
家にあるものを大きく分けると、よく使うもの・たまに使うもの・使わないものの3つに分けられますが、たまに使うものの量が一番多いのではないでしょうか。
「あったら便利」「予備として」「いつか使うかも」と思って捨てるのを後回しにすることが、物を増やしてしまう原因になります。
たまにしか使わないものは、実際にはなくても平気なことがほとんどです。
「あったら便利なもの」は「なくても平気なもの」といつも心に留めておけば、捨てる決断がつきやすくなります。
あってもなくてもいいなら、ないほうがいい
部屋を片付けているとき、この言葉が頭に浮かびます。
「あってもなくてもいいなら、ないほうがいい」
物事を複雑に考えてしまうときには、部屋の中の無駄なものを排除してシンプルにすると、不思議と気持ちもシンプルになってきます。
過去や未来なんて考えても分からないことで、それは物でも同じこと。
物を減らすことで、どれが大切なのか優先順位がつけられるようになります。
物や情報の溢れる現在では、優先順位を意識してシンプルにするのは難しいけれど、とても大事なことのように思います。
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【捨てるコツ】捨てられない理由
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