猫の避妊手術体験談|適した時期は?術後服はどう選ぶ?

メインクーンの子猫の避妊手術

我が家のメグがうちに来たのは、生後6ヶ月の頃。

その時の体重は2kgちょうどで、メインクーンにしては小柄でひょろっとした体格でした。

 

 

 

猫の避妊手術に適した時期はいつ?

そろそろ避妊手術を考えないといけない時期だけど、なんとなく体格的にまだちょっと早そうな気がして。

それに、メインクーンのような大型猫は、成長に時間がかかるから避妊手術は遅らせたようが良いとどこかで聞いたこともあります。

それなら1歳くらいまで待ったほうがいいのかなと、避妊手術の時期については随分悩みました。

 

メグが8ヶ月の頃、とりあえず近くの動物病院だけでも探して、ついでにリサーチしておこうとネットで調べていたら、こんな情報が。

「発情期を迎える前の生後6〜8ヶ月頃が避妊手術に適した時期」

「7〜12ヶ月齢で86%、13~24ヶ月齢で11% 乳がんの発生率が低下する」

避妊手術を受けることによる生殖器の病気の予防効果は、1歳を過ぎるとガクンと下がるのだそうです。

それを知ってしまったら早いに越したことはないこと思い、その日のうちに動物病院を予約しました。

 

私の近所の動物病院をいくつかあたってみたところ、ほとんどの病院が日帰り手術で、金額的にはおおよそ4万円くらいのところが多かったです。

カートで連れて行ける範囲の病院で、口コミも悪くなく、金額をきちんと教えてくれた病院を選びました。

 

 

 

猫の避妊手術当日

手術当日は朝食を抜いて(水の制限はなし)朝9時〜10時ごろに病院に行って、レントゲンと血液検査でよほどのことがないかぎり、そのまま昼頃に手術となり、夕方にお迎えに行くという予定です。

事前に用意した術後服とエリザベスを持参して、病院へ。

 

動物病院のセラピー猫ジョリー

「麻酔は大丈夫かな。小さな体で頑張れるかな。」と不安になりながら動物病院に入ると、

奥から、アニマルセラピストの猫ちゃんが「はいどうしました〜」と、お出迎えしてくれました。

 

アニマルセラピストが膝の上

膝の上にピョン乗ってきて、癒される〜😼

カートの中では、メグちゃんがソワソワしながら待機。

 

アニマルセラピスト

血液検査では、数値が高いところもあったけど、特に異常はなかったとのことです。

 

そのまま預けて夕方お迎えに行くと、いつも通りの表情でちょっと安心しました。

先生がチュールをあげたら、バクバク食べていたそうです^^

3日分の痛み止めを頂いて、無事に帰宅。

 

 

避妊手術後はケージで安静に

ケージで休憩

「家ではケージに入れた方がいいですか?」と病院の先生に聞いたら「自由にさせていいですよ」と言われたけれど、やっぱり何かあったらと思うと心配で。

少なくとも3日間はケージに入れて、様子を見ることにしました。

手術当日の夜は、痛みがあるのかうづくまったりして、食欲も少し落ちていましたが、翌日からは元気そうで食欲も復活!

ただ、お薬が合わなかったのかストレスなのか分かりませんが、2日くらい下痢してました。

 

 

猫にお薬を飲ませる時はいつも、チュールに混ぜています。

錠剤の場合、小さめに砕いてチュールビッツの中に入れて食べさせると、全く気づかれずに喜んで食べてくれるのでおすすめです😸

3日を過ぎた頃から、様子を見て少しずつケージから出す時間を長くしていき、夜中だけは見守ることができないのでケージに入れました。

 

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術後服の着心地

術後服を着こなすメインクーンの子猫

手術後から術後服というものを初めて着させてみましたが、エリザベスよりも自由に動けて良い感じ。

手術前に試着してもらった時は嫌がってたけど、術後はそれどころじゃないみたいで、おとなしく服を着てくれてました。

最初はエリザベスも一緒に装着していましたが、ものすごく抵抗されたので、術後服のみの装着に。

 

メインクーンの子猫、初の術後服

動物病院の先生が「レオタードがよくお似合いです」と言うので笑ってしまいました😸

 

 

私が選んだ猫ちゃんの術後服は、フルオブビガー+ケアの術後服エリザベスウエア。

私がエリザベスウエアを選んだ理由

  • 吸湿速乾性・伸縮性のある素材で手作りの日本製。
  • 12年以上犬猫を手がけてきたお店と動物病院が改良を加えて開発された術後服。
  • どんな体型にもフィットする豊富なサイズ展開。

 

この服よくできてるなーと思ったのが、トイレをしても服に全然付着しなかったことと、マジックテープがかなり強力で簡単には脱げなかったこと。

購入する時は服のサイズが細かく分かれていて、どれにしたらいいのかずいぶん迷いましたが、着丈を基準に選んだらピッタリでした。

ずっと着ていると多少生地が伸びて、動きやすくなるみたいです。

最初はよちよち歩きだったけど、術後服に慣れてくると普段どおり動き回って、キャットタワーに飛び乗ったり走ったりして、自由気ままに動き回っていていました。

 

こなれてきた術後服

日中、自由に歩き回るメグ。

 

慣れてくると術後服を脱ごうとする

猫にとっては、傷よりも毛繕いができないことがストレスだった様子。

背中の穴からちょろんと出た毛をずーっと毛繕いしていて、そのままマジックテープを噛んで引っ張り始めたので、針と糸で服を補強し、なんとか抜糸までの1週間を乗り超えました。

最後の方は術後服もボロボロ^^;

 

抜糸の時にお腹を見たら、傷を縫った糸にメグの毛玉がからまっていて、なんだかちょっと可愛かったです^^

避妊手術の傷は、1cm程度で想像していたよりも小さく、それでも子宮も卵巣も両方摘出されているそうで驚きました。

神楽ちゃんが避妊手術をした時は、傷が5〜6cmだったから、病院によって傷の大きさが違うようです。

抜糸が終わったあとは、術後服も必要なくなり、すっかり普段どおりの姿に。

傷が小さいと、猫が傷を気にすることもなく、回復も早かったように思います。

 

 

避妊手術後の猫の様子

避妊手術後の猫の様子

避妊手術する少し前に、発情期に近いような行動が時々ありました。

手術当日は普通に見えたけど、先生が腰をなでるとおしりを上げていて、どうやら発情期だったようです。

それでも無事に手術を終えました。

 

避妊手術の後の発情は一度もなく、性格も行動も以前と全く同じ。

ただ食欲がすごくて、欲しいだけあげるとすぐにお腹がゆるくなるので制限しています。

 

猫の人生の中で、一度は乗り越えないといけない手術を無事に終えて一安心。

今は先住猫のトムくんと少しずつ距離を縮めて、朝方は仲良く並んで寝ています。

これからもずっと健康で幸せに暮らせるように、見守れたらいいなと思っています。

 

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megru

北欧インテリア好きミニマリスト。 夫婦二人とメインクーンの猫二匹と共に、東京のマンションで暮らしています。 好きなものに囲まれたシンプルな暮らしをテーマに、自分らしくいられる居心地の良い家づくりを追求しています。

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