ブログを始めた頃は「収納用品をいかに駆使して綺麗に収納できるか」に努めて頑張っていました。
でも不要なものを見直し続けていると、収納用品までもが以前ほど必要でないような気がして。
収納用品は最小限にしたほうが、かえって取り出しやすく収納できると感じることも。
片付けやすい収納とは
たとえば、寝室のクローゼット。
シーツをボックスにまとめて上の棚に収納していると、持ち上げるときに重たくなってしまい、上げ下ろしがちょっとストレスに。
旦那さんに手伝ってもらうために、片付けを後回しにしたりしていました。
収納ボックスがあるのだから使わなきゃって、どこか思い込んでいたようなところもあったと思います。
なんだか本末転倒なような気がしたのでボックスをやめて、シーツを厳選し、タオルみたいにたたんで棚に直に置いてみたら、出し入れがラクに^^;
もっと早くそうすればよかったって思いました。
収納も複雑に考えるのではなく、すべてをシンプルにすれば単純化するんですね^^
片付けやすい部屋にしたいなら、物を減らして、出し入れを簡単にすることが大切。
5秒で片付く場所に収納する
人は何かをしようとした時、時間をかけるほど自分に言い訳をして、後回しにしてしまうのだそうです。
それなら、考えなくても片付くくらいすぐに片付くようにすればいいということ。
使う場所の近くに収納場所を作り、5秒程度で物が出し入れできるようにしてみましょう。
たとえば帰宅したら、上着を玄関にあるフックにコートを掛けるだけにする。
リビングで爪を切るなら、テレビボードの引き出しに置くのもいい。
すべての物に定位置を決める
物の定位置を曖昧にしていると、片付けのときに、とりあえず空いているところに入れてしまいがちです。
時間がたつと、どこに何を置いたのかも忘れてしまい、気づけばゴチャゴチャ状態に。
いろんな物を詰め込んだ引き出しや収納棚は、探すのも戻すのも時間がかかるようになっていきます。
あらかじめすべての物に定位置を用意しておくことで、早く片付き、スッキリした収納がキープできるようになります。
新しく何かを買うときも、きちんと定位置を決めてから買うことも大事です。
-
【ミニマリストのキッチン収納】コンロ下・作業台下・シンク下の収納
続きを見る
「よく使うもの」と「たまにしか使わないもの」は分けて収納
たとえば文房具を引き出しに収納したとします。
その文房具でもよく使うペンはハサミもあれば、たまにしか使わない二つ穴パンチがありますよね。
出し入れのしやすさで言えば、引き出しの手前によく使うペンやハサミがあった方が見つけやすいはず。
食器棚であれば、重箱や来客用食器のような頻繁には使わないものを、普段使いの食器と一緒に収納するときに出し入れのじゃまになるので、分けて収納した方がベスト。
「よく使うもの」は、手の届きやすい位置や引き出しなら手前に収納。
「たまにしか使わないもの」は、手の届きにくい高い場所の棚や奥に収納。
収納用品をシンプルにする
物を取り出すとき、”開けてから引き出して小箱を開けて・・・” というように手数が多くなるほど出しづらく、戻すのもちょっと面倒に感じてしまいます。
収納用品をたくさん使いすぎると、収納がかえって複雑になることも。
あってもなくてもいいような収納用品は外し、「吊るすだけ」「放り込むだけ」のように手数の少ないシンプルな収納方法にすれば、出し入れがラクになります。
たとえば、レジ袋はたたむのをやめて掛けるだけの収納にする。
収納用品で中身を隠してしまわないので、一目でサイズの違いも分かります。
ただ、つまんで取り出すだけ。
-
【レジ袋の収納アイデア】たたみ方と、簡単な収納方法
続きを見る
ノートパソコンやスマホは、そのまま棚に飾るように並べ、ここですべてが充電できるようにしました。
-
【スマホの充電場所】北欧壁掛けシェルフで飾るように収納する
続きを見る
物を収納用品で隠しすぎると使いにくくなるので、色がなるべく目立たない物を選ぶのもいいかもしれませんね。
7割収納でゆとりを
ショップのように、取りやすく綺麗に等間隔に並んだ収納は気持ちがいいものですね。
家の中の収納もそれと同じ感覚で、お気に入りの物だけをゆったりと並べてみる。
そんな時間が好きです。
自分の好きなものに厳選して綺麗に並べると、余計なものを置きたくなくなる心理が働くので、モノが増えづらく、散らかりづらくなります。
スッと手が入るくらいの7割収納がおすすめ。
片付けやすい収納のコツ ● まとめ
5秒で戻せる場所に収納する
すべて物に定位置を決める
「よく使う物」と「たまにしか使わない物」は分けて収納
収納用品をシンプルにする
7割収納にする