引っ越してくる前の部屋は広く見えたのに、自分の家具を入れるとなぜか狭く感じることってありますよね。
理由は、家具を入れると床や壁が見えなくなるので、奥行きが感じられなくなるからなんです。
部屋を広く見せるには、ものを減らすのが一番近道ですが、物の置き方をちょっと工夫するだけでも効果があります。
「壁と床を見せる」+「インテリアの統一感」が、部屋を広く見せるコツです。
壁や床の面積をできるだけ広くとって、視界をさえぎるものをなくすと、部屋がより広く感じます。
2/3以上の床が見えることが、インテリアの理想型なんだとか。
現実的にはちょっと難しいですが、できることからちょっとづつでも変えていけたらいいですよね。
まずは、できるだけ床にものを置かないようにすることから始めてみるのはいかがでしょうか。
脚付きの家具やオープンシェルフを選ぶ
床や壁を多く見せるように工夫すると、部屋の圧迫感がなくなり、空間が広く見えてきます。
脚付きの家具や背板のないオープンシェルフなどを選ぶことで、床や壁の見え部分が増えて部屋が広く見える効果も。
線の細い華奢なデザインの家具や、天板がガラスのテーブルもおすすめです。
家具は必要最低限に
第一印象を左右するお部屋の入り口付近には、家具や物を置かないようにすること。
余計なものがない空間はリラックスでき、とっても贅沢な気分にさせてくれます。
背の高い家具は圧迫感が出やすいので、視界に入りにくい場所に移動するといいでしょう。
その他、必要のない家具は思い切って処分することで、一気に空間がつくれて、自由に使えるスペースが増やせます。
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部屋の角に照明を置く
暗くなりがちな部屋の角や隅に照明を置くと、そこに視線がいくので部屋が広がって見えるようになります。
風水的にも、暗くなりがちな部屋の角や隅を明るくすることで「良い気」が流れるのだそう。
照明の代わりに、観葉植物を置くのもおすすめです。
できるだけコンパクトなものを選ぶ
「ソファーを圧迫感のない大きさのものにする」「いくつもの小さいチェストを1つにまとめる」「小さいラグにする」など。
今の部屋に合わせてできるだけコンパクトなものを選ぶことで、動線がよくなることも。
部屋の真ん中には何も置かない
家具を部屋のどちらかに寄せて、何もない空間を1〜2箇所つくるようにする。
そうすると、部屋の一番奥まで視界が抜けて、部屋が広く感じます。
ケーブルは隠す
床にだらりと垂れたケーブル類は、床の見える部分を減らすだけでなく、部屋を狭く見せてしまいがち。
デスク裏など、見えない部分にケーブルをまとめてスッキリさせておくといいでしょう。
我が家のテレビ裏では、無印良品のケーブルボックスを使っています。 続きを見る
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小物は一箇所に集めてメリハリを
インテリア小物を一か所にまとめて見せ場を作ると空間にメリハリができ、余白のある部屋が作れます。
ここに飾れるだけ持つと決めてしまえば、インテリア小物を置き過ぎることも防げます。
石膏ボードの壁にも設置できるシェルフ。
鏡を効果的に使う
窓際の柱にオーダーミラーを貼って、窓の景色を反射させています。
鏡の前に観葉植物やスタンドライトを置くと、鏡に映って2倍に。
光を反射して明るく見えるので、暗い場所を明るくする効果も。
色数を減らす
色が多すぎると、いろんなものが主張しすぎてゴチャゴチャした印象になりがち。
ホテルの内装を思い出してみると、落ち着いた色2色くらいを基調にインテリアが揃っています。
家の中でもメインの色を決めて、2〜3色くらいまでに抑えると、部屋が落ち着いた印象になります。
お家のインテリアもテーマを決めて揃えると、統一感がでやすくなります。
木の家具で揃えるなら同じ材質で揃えたり、好きなテイストの家具に基準を合わせて買い足していくのもありです。
好きなお店を一つ見つけてそこで揃えるのも手ですし、メーカーを揃えてもいいかも。
収納用のかごも同じもので揃えることで、スッキリと整った印象に。
白色を多くする
白色や淡い色は膨張色なので、部屋を広く見せる効果があります。
壁や家具を白くすることで、光が拡散して明るく見せることもできるから、わが家の窓のない部屋も白を多くしています^^
白いリフォームシートなら今ある家具に貼るだけなので、手軽に家具の色を変えることも可能。
部屋の中で大きな面積を占めるカーテンやソファーも明るい色に変えるだけでも、部屋を広く見せることができます。
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