どこに置いたらいいのか分からなくて、とりあえず床に物を置いてしまうことって、よくありますよね。
ですが、それが積み重なると、部屋が散らかる原因に。
そうなる前に、まずは「床に物を置かないこと」から始めてみるのはいかがでしょうか。
床に物を置かないことで部屋がスッキリとし、シンプルで心地よい空間を作り出すことができます。
この記事では、床に物を置かないメリットや実践方法をご紹介します。
床に物を置くことが、片付かない原因
家に帰ってきて、そのまま玄関の床にバッグや上着を放置したり、リビングで読みかけの本やおもちゃを置きっぱなしにしていませんか?
床の上は、物を置きやすい場所ですが、そのまま放置してしまうと、どんどん増えていってしまいます。
実は、床に物を置いていることが片付かない原因にもなっているのです。
初めのうちは「一つ置いても大丈夫」と思っても、次第に増え続け、気づけば部屋が散らかってしまいます。
床に物を置くことは、物が増えるきっかけを作ってしまうのです。
床に物を置かないメリット
掃除しやすい
床に直接物を置いていると、お掃除のたびに一つ一つ動かさないといけません。
ですが、普段から床に物を置かないように心掛けていると、お掃除がスムーズ。
床がスッキリしていると、掃除機の妨げになる物がなく、時間の短縮に。
必要のない大型家具や収納用品を撤去することで、さらにお掃除が楽になります。
部屋全体が広く見える
床の面積をできるだけ広くし、視界をさえぎるものをなくすことで、部屋がより広く感じます。
実際にインテリアの理想的なスタイルでは、床の2/3以上が見える状態が望ましいのだそう。
だけどそこで生活しているので現実的には難しいですが、できるだけ床にものを置かないようにすることで、部屋全体が開放的で広い印象にすることができます。
散らかりづらくなる
床をスッキリさせると、お部屋の整理がしやすくなり、時間と労力を節約することができます。
また、整理整頓された状態を維持したいという欲求が生まれるので、自然と物を置かなくなり、綺麗な状態がキープしやすくなります。
リラックスできる
散らかった部屋は、視覚的な刺激が多く、集中できなかったりリラックスできなかったりしますが、
物が少なくスッキリしている部屋では、心地よさを感じることができ、心の安定や集中力の向上につながります。
床に物を置かない工夫
明らかにいらないものは、すぐ捨てる
床の上を見回して、使用済みの紙袋、空き箱や空き瓶、段ボール、不要なプリントなどといった明らかにいらないものは、そのままにせず、素早く処分しましょう。
季節外れの物は収納する
季節外れの家電や衣類など、しばらく使用しないものは収納棚やクローゼットにしまいましょう。
これによって、床の上のスペースが広がります。
定位置を作る
床の上のスペースを確保するには、物の置き場所を決めて、片付けやすくすることで解決します。
たとえば、
・玄関の床にバッグや上着を放置しがちなら、玄関に壁掛けコートハンガーを設置する。
・おもちゃは、放り込むだけで簡単に片付くようなバスケットを置いて、見せる収納にする。
・出しっぱなしの調味料は、トレイを用意し、その上にまとめる。
といったように、散らかりやすい物は、それを使う場所にバスケットやトレイを置いてまとめるだけでも、整理整頓された印象になります。
1日1回、床をリセットする
床に物を置かないことを続けるには、定期的な整理整頓が肝心です。
1日1回、毎日決まった時間に、床に置いた物を片付けてリセットする習慣を。
物を使った後は、すぐに元の場所に戻す癖をつけることも大切です。
床に物を置かない暮らしが、シンプルライフの第一歩
床の上に物が少ないだけで、お部屋がスッキリと片付いた印象にできます。
掃除のしやすさ、部屋の広がり感、リラックスできる空間になるなど、メリットもたくさんあります。
シンプルで居心地の良い部屋作りの第一歩として、少しずつでも床の上を整えることから始めてみましょう。
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