物を減らしてシンプルに暮らすための15のコツをご紹介します。
シンプルで豊かな暮らしとは
ホテルのような無駄を省いたシンプルな部屋は、不思議と落ち着きますよね。
必要最低限のものだけがあるゆったりとした空間は、私の理想です。
たとえばお花をテーブルに飾ったとき、その周りに余計なものがなくスッキリしているほうが、花の姿が引き立ちますよね。
そんなふうに、今の自分の好みやライフスタイル合わせて、持つものを選び取り、余計な物はなくしていく。
それが居心地の良さにつながると思います。
少ない物でシンプルに暮らすための15ヶ条
自分に合わないものを捨てるのに、罪悪感はいらない
私は「使っているものしか持ちたくない」という考え方で持ち物を取捨選択しています。
今の自分に合わないものや愛着がそれほどないものは捨てて、余計なものがない方が居心地がいいからです。
それほど好きでもない物を持ち続けるのは、時間も空間ももったいなくて。
自分が好きなものと、できるだけ長く一緒に過ごしたいと思うのです。
「まだ使えるから」ではなく「自分にとって必要かどうか」を持つ基準にする
物よりも「自分がどうしたいのか」を優先し、自分に合う物を選ぶことが大事。
まだ使えてもったいない場合は、リサイクルショップに買い取ってもらって、必要としている人に使ってもらえたら、物だって嬉しいはず。
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自分のキャパを超えない分だけ持つ
私は植物が好きで、ベランダの鉢植えがすぐ増えてしまうのですが、増えすぎると逆に、お手入れや水やりのメンテナンスが増えてちょっと面倒になり、たまに枯らしてしまうことも。
いくら好きだからといってたくさん抱え込んでも、自分が管理できるキャパシティを超えてしまったら、扱いが悪くなってしまうんだなと気づくことがあります。
部屋の中もきっと同じで、本当に必要なものを残すように引き算して、自分のキャパを超えない範囲で物を持てたらいいですよね。
代用できるものがないか一度考えてみる
年に1度しか使わない物やたまにしか使わない物なら、家にある物で代用するのも手。
ケーキ型代わりに保存容器を使ったり、ロート代わりに急須を使ったり、巻きす代わりにクッキングペーパーを使ったりできます。
専用の道具をいろいろ持つよりも、シンプルでオーソドックスな道具を持つことで代用もしやすくなります。
捨てて不便になるようなものは捨てない
「減らせば良い」「あれば良い」ということではなく、バランスが大事なんだと思います。
行き過ぎには注意ですね。
良い塩梅というのが人それぞれあって、無理をしない程度にすることがベスト。
1つ買ったら2つ捨てる
古いものから新しいものに取り替えて、変化を楽しんでみると気分が一新します。
なんだか使いづらいなと感じている物は、新しいものに取り替えても良い。
その代わりに、使いづらいほうは手放すようにします。
常に新しいものを循環させて、今を心地よくしてきたいですよね。
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空いたスペースを埋めようとしない
余白があると人はそこを埋めたくなるもの。
だけど余白を見せることで、シンプルさを印象付けることもできます。
雑貨を飾るエリアを一つ作り、何もない壁をどこかに一ヶ所作ることでメリハリが生まれ、スッキリと整理された印象に。
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持つ物の数を決める
タオルやシーツは洗い替えを考えて何枚あれば足りるだろうか。
服や靴は、一週間でどのくらいあれば足りるだろうか。
ストックは、すぐに用意できないと困るものだろうか。
何個あれば足りるだろうか。
自分のライフスタイルに合った物の数を知ると、持ちすぎることも、なくて不安になることもありません。
たくさん持っている物は、減らしても平気な物
たくさん持っている物は減っても困らないから、最初に断捨離しやすい物と言えます。
たとえば、ペン、ショップの紙袋、服など。
いらないものが混じっていそうなたくさんあるところから断捨離を始めるとやりやすいです。
物が減って部屋がシンプルになると、収納に頭を悩ませることもなくなります。
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たくさん持つよりも、好きな物を1つ
今ある物に満足していないから新しいものが欲しくなる。
それなら妥協せずに本当に欲しいものを買うことです。
自分が好きなテイストを知っておけば、買うときも捨てるときも取捨選択に迷いがなくなります。
1年間以上使わなかったものは手放す
物をとりあえず取っておくと安心感はありますが、今使っていない物をまた使うこと自体、そうありません。
1年以上使わなかった服・靴・家電や収納棚に入れっぱなしの物は、「なぜ使わなかったのか」を考えて、理由が思いつかなければ捨てる。
どうしても捨てることに抵抗があるものは、ボックスもしくは引き出しにひとまとめにして、普段使いのものと分けて邪魔にならない場所に置き、後々ゆっくり考えることにします。
家にある収納庫に、入る分だけ物を持つ
家に備え付けのクローゼット・収納棚・押入れに入る分だけ持つと決めてしまえば、余計な家具を置かなくて済むので、部屋が広く使えます。
我が家も引っ越す前から持っていた引き出しの中の物を、備え付けのクローゼットの中に入るまで断捨離したら、引き出しをなくせました。
収納に余裕があると、使わないものまで取っておいてしまうので、「ここに入るまで物を減らす」と決めてしまうといいと思います。
収納用品をすぐには買い足さない。収納用品自体を減らす。
そうやって制限を設けると物が増えづらく、収納棚に使っている物だけを並べることができます。
衝動買いしたくなったら、一息ついて
衝動買いしたその時は楽しくても、そのあと使わずじまいなんてこと、よくありますよね。
”本当に欲しくて必要なもの” なのか ”衝動的なもの” なのか を見極めるには、急いで決断しないことです。
一週間たっても欲しくて頭から離れない物もあれば、家に帰ったら忘れてしまう物もあります。
お店で見たらすごく良く見えたのに、家に持って帰ると「あれ?」ってことも。
自宅に置いたところを想像して、どんな場面でそれが活躍するのかをよく考えてから買った方が無難です。
普段から欲しい物をリストアップしておき、具体的に決めてから買い物に出かけることを習慣にすると、余計な物が目に入らなくなります。
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あってもなくてもいいものは、なくていい
「使ってないから捨てようかな。でもどこかで使えるかな・・・。」と考えすぎてしまうときは、いつも「あってもなくてもいいものは、なくていい」と自分に言います。
自分的にはその言葉が一番説得力があるのです。
「とりあえず」と言ってたら物が増える一方だし、どちらでもいいなら、ないほうが部屋が広くなるし、空いたスペースをもっと別のことに使えるかもしれません。
捨てない理由を考えるよりも、手放すことのメリットを思い浮かべてみるのもいいかもしれません。
新しいものに出会うために手放す
余計なものがなければ、本当に欲しかった物を新しく迎え入れる場所を作ることができます。
興味のないものを、興味のあるものに置き換えるイメージで。
お気に入りのものの中で暮らせたら毎日心地よく、片付け自体も楽しめるはずです。
少ない物でシンプルに暮らす ● まとめ
自分に合わない物を捨てるのに罪悪感はいらない
「まだ使えるから」ではなく「自分にとって必要かどうか」を持つ基準にする
自分のキャパを超えない分だけ持つ
代用できるものがないか一度考えてみる
捨てて不便になるようなものは捨てない
1つ買ったら2つ捨てる
空いたスペースを埋めようとしない
持つ物の数を決める
たくさん持っている物は、減らしても平気な物
たくさん持つよりも、好きな物を1つ
1年間以上使わなかったものは手放す
家にある収納庫に、入る分だけ物を持つ
衝動買いしたくなったら、一息ついて
あってもなくてもいいものは、なくていい
新しいものに出会うために手放す
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