心地よく暮らすために、本棚の中も「本当に必要なもの」だけにできたらいいですよね。
本を断捨離するコツ、本を捨てる基準、捨てられない本の手放し方、本を増やさない習慣など、ミニマリストの本の減らし方をご紹介します。
本の断捨離 〜 本を捨てる基準
断捨離する前の我が家の本棚には、夫の趣味である車のパンフレットや音楽雑誌、定期的に送られてくる住宅系のカタログや通販カタログ、旅行雑誌、習い事の参考書などが多くありました。
必要最低限に厳選したいけど、いるものいらないものを分けるのが難しく、考えすぎて決断できない日もあったりして、なかなか減りませんでした。
見て見ぬ振りをしたくなるけど、放っておくと増える一方だから、
家族に「こないだ見直したよね?」と言われながらも、半年に一回くらいのペースで「いるいらないをしよう!」と声をかけて、少しずつですが減らしていき、今では本はほとんどなくなりました。
まず最初は「捨てても支障のなさそうな本」から断捨離していくのがおすすめです。
古い月刊誌や通販カタログ
最新号だけ残して、古い本は捨てる。
興味のなくなった参考書や趣味の本
興味がなくなった時点で捨てる。
古い旅行雑誌
年度が古い本は、情報が古いので捨てる。
「るるぶ箱根」と「るるぶ箱根伊豆」といったように内容がかぶってる本は、どちらか一冊にする。
昔は好きだった本
「当時は好きだった」といった本は、過去のもの。
今でも読みたいかどうかで、持ち続けるか判断を。
いつか読もうと思っいつつ読まなかった本
電子書籍でも出版されている本なら、読みたいときにいつでも買い直せるから、今読まないなら手放しても大丈夫。
インターネットでも閲覧できる本
辞書・辞典・取扱説明書・カタログなど、同じ情報がネットでも閲覧できるなら、本として持つ必要はなさそう。
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本の捨て方・手放し方
本の山を見て一気に整理しようとすると、結構大変に感じるものですよね。
私の場合はとりあえず一冊だけ手に取り、この本が今後本当に必要か考えて、その場でどうするか判断をくだしていきました。
物を捨てる時に、よく自分に問うフレーズは「今それを使わなくて、いつ使う日がくるの?」です^^
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本の整理は「読まなくなった本」「とりあえず残しておきたい本」の2つに分け、それぞれの本に合った最適な方法を選んでいます。
「読まなくなった本」 → ”捨てる” ”寄贈する” ”リサイクルショップに買い取ってもらう”
「とりあえず残しておきたい本」→ ”スキャナーを使って本を電子化する”
「読まなくなった本」の中で、まだ綺麗な状態の本は図書館に寄贈し、価値がありそうな本は専門店に買い取ってもらって、それ以外の本や雑誌は資源ごみで捨てます。
「とりあえず残しておきたい本」は、我が家ではスキャナーが大活躍でした。
私が使っているスキャナー。
捨てられない本はどうする?
あっさり捨てられる本もあれば、捨てられない本もありますよね。
本当に大切な本、卒業アルバムのような捨てづらい本、残しておいた雑誌の切り抜きなどは、このようにしています。
本当に好きで大切な本なら、そのまま残す
思い入れがあって今だに好きな本が数冊あるので、ファイルボックスにまとめてクローゼットに大切に保管しています。
愛用しているファイルボックス。
卒業アルバムに特に思い入れがないなら捨てる
卒業アルバムはかさばる割に、見たいページはほんの少ししかないので、自分の写真や残したいページだけスキャナーで電子化しました。
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とりあえず残しておきたい本はデータ化する
昔好きだったアーティストの雑誌の切り抜きや、とりあえず残しておきたい本などは、裁断してスキャナーで電子化しました。
無期限にずっと保管していても紙が劣化してしまって、それももったいない気がしました。
本が劣化すると紙がもろくなって粉っぽくなったり、日焼けして黄ばんだり、カビや虫がつきやすくなったりします。
まだそれほど劣化していない段階で電子化して残すと綺麗に残せますし、部屋もスッキリするから一石二鳥です。
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本を増やさない習慣 6選
本を減らしてもリバウンドしないためにも、本を増やさない習慣を作って日頃から気をつけています。
基本的には電子書籍を選ぶ
電子書籍を買えば、無駄に本が増えることはありません。
電子書籍で読んでみてすごく気に入って手元に置いておきたいと思ったら、その時に実物の本を買い直してもいいのかも。
厳選した本だけ持てたらいいですよね。
私は Kindle Paperwhite を愛用。
読み終わるまで次の本は買わない
読み終える前に他の本を買ってしまうと、いわゆる積読状態になって、読破してない本が山積みになってしまいます。
そうならないためにも、今読んでいる本を読み終えるまでは次の本は買わないことにして、次のお楽しみとしてとっておきます。
本やKindle端末は、手に取りやすい場所に置いておく
本を読みたいときにすぐ手に取りやすい状態にしておくと、読書習慣がつきます。
本を一冊読み終える前に間隔が空いてしまうと本の内容を忘れて、そのまま読まなくなってしまうことが多いので、
本を手に取りやすい場所に置き、空いた時間にでもすぐ読める環境にしておくと、本をどんどん消化することができます。
私の場合は、寝る前に読書をしているので、寝室の枕元に本を置いています。
読まなくなった本は、図書館に寄贈する
専門書など価値のある本なら買取価格が高くつく場合がありますが、私が持っている本は一般的な本ばかりなので、リサイクルショップに売っても10円20円程度。
梱包したり持っていったりする手間を考えたら、近くの図書館に寄贈する方がいいかなと思っています。
図書館なら一冊からでも受け取ってもらえるので、読まない本が見つかったらすぐに持って行きます。
すぐに持っていけば本の状態も良いですし、一冊二冊なら重たくないから楽なのです。
それに図書館なら本を大切に扱ってくれそうな気がします。
リサイクルショップだとある程度本を溜めておかないけないれど、図書館に寄贈するなら本を溜めておく必要もないので、思い立ったときに手放せますし、必要としている方に読んでもらえるのでおすすめです。
本は一箇所に集めて収納する
読み終わった本は一箇所に集めておくことで、後々管理しやすくなります。
同じような本やいらない本が見つけやすいです。
定期的にいらない本がないか見直す
好きな本や興味のある本でも、10年後20年後もずっと変わらず興味があるかというとそれは分からないし、
もっと便利な媒体が生まれて別の形で持つことができる日が来るかもしれません。
電子書籍も含め、本を定期的に見直して、自分にとって良い形で残せるようにしたいですよね。
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