ホテルやモデルルームのような部屋は、生活感がなくスッキリしていて素敵ですよね。
あんな部屋にするにはどうしたら良いのかを、じっくり眺めながらよく考えたりします。
「シンプルだけど、必要な場所に必要なものがきちんと置かれている」そんな部屋が私の理想です。
シンプルで落ち着いた雰囲気になるように色数を減らしたり、不要なものを減らしたりして、試行錯誤しながら部屋作りをしています。
私がやっているシンプルな部屋にする方法を10個ご紹介したいと思います。
インテリアのテーマを決める
まずは理想の部屋を想像する
なんだかすごく惹かれるインテリアのテイストってありますよね。
白黒で機能的なモダンテイストや、レースや花柄のほっこりロマンチックテイスト。
天然木材家具とグリーンをふんだんに使ったナチュラルテイストなど。
ネットや雑誌でいろんなインテリアの写真をたくさん見て、自分好みのインテリアを探し、どんなインテリアにしたいかイメージを膨らませてみてください。
あとは、お部屋の中でお気に入りのものを一つ見つけて、それに合うものを買い足して、テイストを統一していくのも一つの手。
自分好みのインテリアを貫く
テーマが決まれば、インテリアに合った物選びができるようになります。
ただただシンプルなインテリアは居心地があまり良くないので、自分好みのテイストをプラスすることで、より居心地の良い空間になります。
テイストに統一感があれば、たとえモノが多くてもシンプルに見えるという効果も。
雑貨屋さんなどのショップを見ていると、商品はたくさんあるのにまとまっていて素敵ですよね。
インテリアのテーマが統一されて色味や素材感が近いので、たくさんあってもまとまって見えます。
それと同じようにお部屋でも応用。
ボトルを統一して並べてみたり、置くもののテイストに統一感を持たせるだけで、まとまりのある落ち着いた雰囲気に。
こだわりをもって家に置くものを選ぶようになると、部屋づくりが楽しくなります。
床が見える面積を広くする
シンプルなインテリアにするには、床をたくさん見せることです。
視線を遮る物を減らして、通路をゆったりと確保。
ガラス製のテーブル、脚付きの家具、鏡などを使って広く見せるのも手です。
-
部屋を広く見せる方法|リビングを広く見せるレイアウトのコツ10選
続きを見る
余計な家具や収納グッズは置かない
なんとなく置いているインテリア雑貨、活用していない収納用品、使い勝手が良くないモノ、好きでないモノは、手放してもそれほど困ることはありません。
それなら片付けてしまったほうが、すっきり広く部屋が使えるようになります。
目的に合ったものだけ置いて、それ以外は置かないように。
-
散らからない部屋の作り方〜必要なモノだけあるシンプルな部屋にする方法
続きを見る
空間を見せる
壁や床にまんべんなくモノがあるよりは、モノがない空間をあえて作ることでメリハリができ、スッキリした印象が演出できます。
”インテリア小物は一箇所にまとめ、デスクでいつも使っているモノはトレーにまとめる”
そのようにすると見せたいモノが引き立ち、余白は静かな印象とゆとりを感じさせてくれます。
クローゼットや食器棚の中も収納は7割くらいを目安にしてゆったり配置。
インテリア小物をシェルフにまとめて。
キャットハウスもシンプル。
細かいものは置かない
部屋を引いた所から見た時に、細さいモノはインテリアから外すようにしています。
見せる収納も加減が難しいので、シンプルに見せるなら、出しっ放し出しのモノは少なめにした方が無難。
ゴチャっと見えやすいものはできる限り減らし、テーブルや床の上の余計なモノは置いたままにならないように、一日一回の片付けをルーティンに。
-
【ナイトルーティン】一日をリセットするお片付け習慣
続きを見る
書類・郵便物・領収書・新聞・雑誌など、紙類は目立たない場所に
郵便物・領収書・雑誌・新聞・段ボールなどの紙類は生活感が出やすいアイテムなので、目立たない場所に置き場所を作って出しっ放しにならないようにしています。
我が家では、IKEAの壁掛けラックを使って、領収書などを簡単にしまえるようにしました。
市販のティッシュボックスの外箱も意外と目立つので、ケースに入れ替えています。
-
【領収書やレシートの収納】IKEA・100均セリアを使った収納アイデア
続きを見る
コード類は隠す
ケーブルやコード類も生活感が出やすいので、テレビの裏や携帯モバイルパソコン周りの配線は、できるかぎり隠す収納に。
床にダラリと垂れたケーブルコードは、床面積を減らしてもったいないので、すっきりまとめてお掃除しやすく。
インテリアに合わせたボックスを使ってもいいかも。
-
テレビやデスクの配線ケーブルを隠す【収納アイデア実例】
続きを見る
観葉植物を置く
シンプルな部屋に観葉植物をプラスするだけでおしゃれ度がアップし、居心地の良い雰囲気づくりに役立ちます。
グリーンがあるだけで癒されますよね。
我が家では、夜は無印良品のクリップライトで観葉植物をライトアップしています。
雰囲気も良くなるのでおすすめです。
色数を減らす
お部屋に色が多くなると、どうしてもゴチャゴチャと物がたくさんあるように見えてしまい、まとまりがなくなります。
すっきりと落ち着いたイメージにするには、お部屋のテーマカラーを決めて、色数を2色ぐらいに抑えること。
同系色なら、とても合わせやすくなります。
濃いめのアクセントカラーをもう1色加えて部屋全体を引き締めるなら、お部屋の10%以下に抑えて使うとバランス良く仕上がります。
我が家では、赤をアクセントカラーにしました。
部屋の写真を撮って客観的に見る
部屋を毎日使っていると、物がそこにあるのが当たり前になって、客観的には見れなくなってきますよね。
客観的に見るなら、お部屋の写真を撮ってみるといいですよ。
「ここが殺風景だから何か飾ろう」とか、「ちょっと暗いから間接照明を置こう」とか、「なぜここにこれが必要なんだろう」とか気づくことが多々あります。
過去の写真と見比べて参考にすることもできます。
-
もう迷わない!ミニマリストの捨てる基準 3選
続きを見る
-
少ない物でシンプルに暮らすために、今からできる15のこと
続きを見る